FC2カウンター

プロフィール

月刊『創』編集部

Author:月刊『創』編集部
月刊『創』は、メディア批評の総合誌です。創出版HP↓
http://www.tsukuru.co.jp/

tsukuru_shuppanをフォローしましょう

リンク

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

はじめにお読みください――当ブログについて

the_cove
(C) OCEANIC PRESERVATION SOCIETY. ALL RIGHTS RESERVED.

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画「ザ・コーヴ」が次々と上映中止となり、大きな社会問題になっています。
2年前の映画「靖国」上映中止事件とよく似た経緯ですが、今回の場合はまさに事態が進行中で、マスコミも断片的な報道しか行っていないため、「何が起きているのかよくわからない」という声も多いようです。
それらを整理するために専用サイトを立ち上げることにしました。

続きを読む »

スポンサーサイト

これまでの経緯

※この記事は、随時補足・更新をしています。
 更新履歴:2010-06-22 下記の2項目を末尾に追加しました。
      ●6月19~23日 上映予定の映画館をめぐる激しい攻防
      ●6月21日 弁護士会館でシンポ/上映予定も公開
===========================================

続きを読む »

「創」8月号発売!

「ザ・コーヴ」上映中止問題を総力特集した「創」最新号、絶賛発売中です!
昨日から一般書店にならんでいます。
新聞、テレビで報道されていない舞台裏を報告。
ぜひお買い求めください。

10_08

〈7・3封切り〉映画館前の乱戦で鈴木邦男さん顔面殴打出血!

7月3日、上映中止騒動に揺れた映画「ザ・コーヴ」が全国公開となりました。

今後、上映館はどんどん拡大していきます。
京都・大阪などは混乱もなかったのですが、騒然となったのが渋谷と横浜でした。

この間、度重なる街宣攻撃にさらされた横浜ニューテアトルには、午後の部に右翼団体が現われ、警察部隊と対峙。
「俺たちにも映画を見せろ」などと叫びながら右翼側は場内に入ろうとしましたが、警察が阻止。
一時は怒声が飛び交う緊迫した事態となりました。

一方「主権回復を目指す会」が街宣にやってきたのは渋谷のシアター・イメージフォーラム
正午から街宣を行いましたが、それに抗議する市民や大勢訪れた報道陣、それに警備の警察などが入り乱れて緊迫が続きました。

0703イメージフォーラム前02

0703イメージフォーラム前01

一時騒然となったのは、鈴木邦男さんが彼らに論戦を挑むために近づいた時で、狭い現場は大混乱。

その渦中に、「主権回復~」のメンバーにマイクで顔面を殴打された鈴木さんが出血。
警備にあたっていた警察が犯人を逮捕するかと思いきや、双方を引き離しただけで、鈴木さんが出血しているのを見てティッシュを渡したとか。おいおい、おまわりさん、そうじゃないでしょ(笑)。

0703イメージフォーラム前03

「妨害はNG」と書いた傘をかかげて右派団体に抗議する市民も。


夜は新宿のロフトプラスワンで、右翼をまじえて討論会が行われました。
壇上に登場したのは統一戦線義勇軍の議長らですが、会場には「主権回復を目指す会」のメンバーも訪れ、壇上・会場をまじえて激しい応酬。
和歌山県現地からジャーナリストの吉岡逸夫さんもネット回線をつないで討論に参加するなど、熱い議論が交わされました。

壇上の右翼メンバーも、映画「ザ・コーヴ」上映には反対ですが、映画館支配人の自宅へ行って家族を威嚇するという「主権回復を目指す会」の行動には批判的。
そうした行動の是非をめぐって最後は激しい論戦となり、怒号と罵声が飛び交う、久々にロフトプラスワンらしい雰囲気となりました。
動画がこちらにアップされていますので、関心ある方はぜひご覧ください。

昼間の映画館前での乱戦に始まって、夜遅くまで緊迫の論戦と、本当に関係者にとっては長く熱い1日でした。

ちなみに映画はどの映画館も大きな反響で満席。
これからは、映画を見た人による議論がなされるものと思います。


なお月刊『創』は明後日7日発売の8月号で「『ザ・コーヴ』上映中止騒動」と題して大特集を組んでいます。
この間、新聞・テレビの報道は事態のごく一部を紹介しただけですから、詳しい経緯はぜひこの『創』8月号をご覧下さい。
(→こちら

また、明日6日19時半~、NHKのクローズアップ現代で、《映画「ザ・コーヴ」問われる“表現”》と題した番組が放送されます。
詳しくはこちら


7月3日、上映&公開討論会開催!

新宿のロフトプラスワンで、上映&公開討論会を開催します!

いよいよ7月3日から映画「ザ・コーヴ」が全国公開されます。
公開初日となるこの日、各映画館がどんな状況か、ネットなどでつないでお知らせします。また本編を上映し、それを踏まえて、この映画をめぐって何が問題になったのか議論します。

【会場】新宿ロフトプラスワン
※2年前の映画「靖国」上映中止事件の時も、関東の主要右翼団体を集めて上映会と討論会を実施した、記念の場所です。

開場18時
●第1部 「ザ・コーヴ」公開をめぐる現状 ~19時半
鈴木邦男 (一水会顧問)
綿井健陽 (映像ジャーナリスト/『Little Birds -イラク戦火の家族たち-』他)
安岡卓治 (映画プロデューサー/『ゆきゆきて、神軍』『A』他)
司会:篠田博之 (月刊『創』編集長)
※東京、横浜、大阪などの映画館で「ザ・コーヴ」が劇場公開されており、現地和歌山や映画館とロフトプラスワンをネットでつなぎ、観終わった観客へのインタビューなど反響を見て、議論します。

●映画上映 19時45分~ (90分)

●第2部 21時半~ 上映中止騒動と「表現の自由」
鈴木邦男 (一水会顧問)
針谷大輔 (統一戦線義勇軍議長)
安岡卓治 (映画プロデューサー)
他、出演者交渉中
司会:篠田博之 (月刊『創』編集長)
※右翼の人たちをまじえて、一連の上映中止騒動、抗議をめぐる状況など議論します。

終演:22時半 (予定)

前売¥1500 / 当日¥1800
(映画鑑賞代含む。会場でのドリンク代は別)

※前売りはローソンチケットで発売中【Lコード:38759】

7月3日「ザ・コーヴ」一斉公開を前に激しい動き

 映画は7月3日から東京・横浜・大阪・京都など各地で上映が始まるが、それぞれの劇場周辺では緊迫の空気が強まっている。
6月24日までに映画館への街宣抗議に対して裁判所が禁止命令の仮処分が出されたことが25日に一斉に報道されたが、これに挑戦するかのように26日、「主権回復を目指す会」が横浜ニューテアトルの長谷川支配人の自宅に朝、街宣抗議を行った。その後、劇場にも訪れたが、警察が駆け付けるや去っていったという。この支配人自宅への街宣については、いくら何でもひどいという声が広がっているのだが、意に介さないのか本日30日も朝8時に支配人自宅へ街宣抗議が行われた。3日の全国上映を前に、攻撃する側もほとんど何でもありの状況になっている。
また6月27日には、予告のあった在特会の街宣が京都シネマに対して行われた。このところ警察も警備を強めているようで、この日は25~26人の抗議部隊に対して警察は40人も出動した。7月3日は各劇場とも厳戒態勢の中での上映ということになりそうだ。

右翼街宣車も登場、激しい攻防戦

*お知らせ*
6月21日に弁護士会館で行われたシンポジウムの動画がアップされました。(→こちら
=========================================



「ザ・コーヴ」の上映予定映画館が21日に発表されたところ、全国的に激励の電話がかかり、映画館も意を強くしています。
ただ、それとともに右翼からの攻撃も拡大しています。大きな社会問題になったために、新たに名乗りをあげる既存右翼団体が出てきたわけです。

横浜ニューテアトルには、21日に続いて22・23日と街宣車が押し掛けました。
特に最終日の23日は街宣車も4台に増え、3時間以上にわたって街宣が行われました。
「主権回復を目指す会」とは明らかに違う、いわゆる街宣右翼団体です。

またフォーラム仙台にも街宣車が訪れるとともに、大日本独立抜刀隊という団体が戦闘服で抗議に来ました。

こんなふうに既存右翼も動き出したのは、この騒動が大きくなって次のステップに移ったためでしょう。局面が少し変わったといえるかもしれません。

「主権回復を目指す会」は、23日は、グーグルに続いて、イメージフォーラムで街宣を行いました。
せっかく東京の映画館を潰したのに、また新たに手を上げた映画館があるということで、真っ先に潰そうとしたのでしょう。

こうした動きに対して、配給会社や映画館側は、仮処分など法的措置を次々と打っていく予定です。いよいよ攻防戦は正念場に入ったといえましょう。

上映を守るには、世論がどこまで動くかにかかっています。

横浜ニューテアトルのある横浜では、「ザ・コーヴ」上映を支持する会・横浜が立ち上がり、署名運動を始めています。とくに横浜地元の市民の人たちは、ぜひ協力してください。
(署名のフォーマットはこちらにあります。)

新聞が次々と社説で論評。大きな社会問題に。

この間、新聞が「ザ・コーヴ」上映中止問題を社説で取り上げています。社説は、あまり読まれない欄ではありますが、その新聞社の「社論」に関わるもので、社説で取り上げるというのは、新聞社としてこの問題に見解を表明したことになります。その意味で、朝日、東京、毎日、読売と次々と社説で論評を行っていることは、この上映中止問題が大きな社会問題になりつつあることの象徴といえます。主な社説は次の通り。

●朝日新聞6月14日社説「ザ・コーヴ中止 自由社会は見過ごせない」
 書き出しは「言論や表現の自由にとって、深刻な事態がまた起こった」。末尾はこうだ。「上映の『自粛』が続くことは、日本は自由社会を自任するなら恥ずべき事態である。上映館を孤立させないよう声をあげていきたい。」

●毎日新聞6月21日社説「映画『ザ・コーヴ』上映中止を憂慮する」
 書き出しは「自由な作品表現とそれを鑑賞する権利は、言論・表現の自由の核心である。今、それが憂慮すべき事態になっている」。末尾には「警察当局には、現状を把握したうえで必要ならばきちんと取り締まるよう求めたい」と、警察の取り締まりを求める一文もついている。 

●東京新聞6月21日社説「イルカ漁映画 議論はまず見てから」
 冒頭のリードはこうだ。「公的機関はもとより市民一人ひとりにも、『表現の自由』を支え、守り抜く責務がある」。そして末尾は格調高くこう締めている。「『私は君の意見には反対だ。しかし、君がそれを主張する権利は命をかけても守ろう』――十八世紀の思想家ボルテールの言葉をかみしめたい。」

●読売新聞6月22日社説「イルカ漁映画 問題あっても妨害は許されぬ」
 書き出しは「言論・表現の自由は、民主主義社会の基本だ。威圧的な抗議活動などで映画の上映を妨害することは許されない」。文中では「盗撮は隠しようもなく、手法に問題があったのは事実だろう」と作品への厳しい指摘もしつつ、「内容に問題があるというなら、上映された作品を見て、それから批判すべきであろう」と主張。
 
このほか、社説とは別に毎日新聞が6月21日付紙面に掲げた「大学にも波及 続く萎縮の連鎖」は深く詳しい良い記事だ。明治大学などの上映自粛の経緯にも詳しく触れ、和歌山太地町の地元の声も丹念に拾っている。

6月21日、弁護士会館でシンポジウム開催

tuika-minisize.jpg

6月21日、午後5時半から7時半まで、弁護士会館で「ザ・コーヴ」をめぐるシンポジウムが開かれました。
主催は東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会。日弁連会長談話も発表されたし、これは弁護士会が全体でこの問題に取り組んだということを意味します。
最初に配給会社から、7月3日からの上映を予定している劇場が発表されました(こちら)。

2館の上映中止で全滅した東京で、新たにイメージフォーラムが名乗り出て、再び全国公開の体制ができたことがポイントです。
続いて、地方から会場に駆けつけた大阪、京都、名古屋、仙台などの上映予定館の支配人が現状説明。こんなふうに映画館が直接マスコミに出て発言するというのは、映画「靖国」の時にはないことでした。

ただ残念なのは、今攻防戦の焦点になっている横浜ニューテアトルの長谷川支配人が来れなかったこと。
実はこの日、同館には新たな右翼団体の街宣車が街宣抗議を行っていました。これまでの「主権回復を目指す会」でなく、既存の街宣右翼です。今回の騒動で初めて既存の右翼団体が街宣に乗り出したわけで、これは新たな局面といえます。
前半は映画館の話を中心に展開し、その後「ニコニコ動画」の生放送に出演するために退場した鈴木邦男さんに代わって、後半、田原総一朗、崔洋一という論客が登場。「その前に、上映の情報に関して質問があれば」と会場に質問をふったところ、最初に勢いよく手をあげた最前列の男性。「映画評論家の前田です」と名乗って、演説をぶったのが、「ザ・コーヴ」とシーシェパードの関係。収入が同会に流れているとか、右派団体がこの間主張していることを、客観的事実であるかに話すので、「それは配給会社が違うと言ってるのだから事実を確認してからにしては?」と司会の篠田から注意。でも、後でこの映画評論家の人に話しかけたら、出した名刺が何と「チャンネル桜」。うーん、チャンネル桜だとわかったら、皆がそういう立場からの質問だとわかって聞けたのに、それって名乗ったことになってないのでは?
 
でも、この人を指したのは、前半の司会を務めた日隅弁護士なのですが、日隅さんは映画「靖国」の制作側の弁護人で、チャンネル桜は最も激しくこの映画を攻めたところだから、両者は敵味方。それをそうと知らずに真っ先に指名しちゃったというのが、考えてみれば可笑しい。ああ、あれはチャンネル桜だよ、と気づいていたのは崔さんだけなのでした。

後半は、ほとんど田原さんと崔さんのかけあいでしたが、これが面白い!
集まったマスコミ関係者にだけ聞かせるのではもったいないやりとりだったので、22日夜から「ザ・ジャーナル」などのサイトで録画放映することにしました。でも、後で聞いたら、現場でニコニコ動画がネット中継していたとか。生中継は構わないけど、一言、言っておいてほしい。このシンポは、NHK、TBS、テレビ朝日など地上波から海外メディアまで様々なところが取材していたのですが、そのなかでネット系メディアも来るのが今や当たり前の光景となりました。

なお、このシンポの場で、映画演劇労働組合連合会がその日発表した声明を読み上げ、横浜地元メディアが「『ザ・コーヴ』上映を支持する会・横浜」を発足させたことを発表しました。
『創』が呼びかけた緊急アピールの賛同者も、今度「『ザ・コーヴ』上映を支持する会」と名乗ることにしました。上映予定の各地にこの会を立ち上げ、地元の市民や文化人が映画館を支えるという体制を作っていけたら、と思います。「支持する会・横浜」は、今後賛同者を募り、7月3日までに正式に発表したいとのことです。

シンポの中で田原さんから「上映妨害をしている人たちも呼んでぜひ討論会をすべきだ。それをやるなら僕も出席する」という発言が何度もありました。7月3日の公開日の夜に、新宿ロフトプラスワンで上映とトークを予定しており、そこをそういう場にするという案も浮上していますが、これはなかなか簡単なことでないので、検討のうえ改めて告知します(上映とトーク自体行うことは既に決定/詳細はロフトプラスワンHPで)。

終了後、飲み屋で崔監督や石坂啓さんらと痛飲。
崔監督は「僕はこういう集会はほとんど出ないことにしているんだけど、映画の上映中止だけは許せないから出てきた」と言っていました。


21niti


おすすめ記事・番組

上映中止など個別に動きについてはその都度各紙が報じています。
YAHOO!にはそれらをまとめたスレッドもあります(こちら)。
それ以外に、必読のお勧め記事といえば……

朝日新聞 6月4日「上映予定の1館 抗議予告で中止」
→抗議している団体についての説明が詳しい。

朝日新聞 6月5日夕刊「『ザ・コーヴ』中止騒動」
→問題点を指摘したわかりやすい記事。関西では10日に掲載。

毎日新聞 6月5日「抗議予告で上映中止次々」
→問題が表現の萎縮であるという点をよく衝いた記事。

読売新聞 6月8日「映画監督ら反対声明」
→緊急アピールの内容を詳しく報道。

東京新聞 6月11日「『表現の自由』めぐり活発な論議」
→9日の集会を詳しく報道。

朝日新聞 6月14日社説「ザ・コーヴ中止 自由社会は見過ごせない」
→問題の本質をわかりやすくまとめている。

TBS「ニュース23X」 6月15日特集 
→映像を使って非常に分かりやすく今回の事態をまとめている。

ぜひご参照ください。

| ホーム |


 ホーム  » 次のページ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。